BCRN保護ボーダー ヘンリーの日記

2015年01月29日の日記

ヘンリーのヒミツ 「コミュニケーション力」

ヘンリーを預かり、早いもので8か月が経ちました。

その間、一定期間ずつ ヘンリー・ブームがありました。

まずは、
人の手足への甘噛みがありました。
カミカミしているうちに徐々に強く噛んでいました。
その様子はまるで、子犬がママ犬にしていくような感じでした。
噛みが強くなったらママ犬がギャフンといわせて
それを繰り返し、子犬は許される範囲を学ぶのではないかと思いました。
ヘンリーは、そんな学習の経験が少ないのかも知れませんね?!

それから、
散歩中の足へのじゃれ付き。
足首や靴を噛んでじゃれるので歩くのに大変苦労しました。
これは犬同士が遊びに誘うときに行うことのような気がしました。
きっと預かり人を犬に見立てていたのでしょうね?!

また、
上のような行動を制するための「ダメ」という言葉や手に反応し
挑みかかってくる傾向がありました。
これに関しては推測ですが、もともとヘンリーは人にぴったり従属して
きたタイプではないように思えます。
「お座り」や「お手」もできますが、人に命令されてするのではなく
人から何かもらえるかもしれないことが経験上わかっていて
自発的に行っているようなところがあります。
ですから人から否定されること自体、まったくわかってないようです。

そして昨年12月は、ヘンリーの自己主張月間でした。
なにかの拍子に、いきなり怒る… ことが何回かありました。
ヘンリーの怒りのキッカケは何だろう?と観察していましたが、
同じような場所を撫でても、同じようなことをしても、
じっとしている時もあれば、突然の怒りに触れることもあったり…と
そこには絶対的なルールというものはありませんでした。

それが今年に入り、前触れもなく怒りを示すのではなく
「唸り」や、さっとその場を離れる事で知らせてくれるようになりました。
そこで、預かり人はようやく気が付きました。
ヘンリーがそっとしておいてほしいと思っている時なのに、
図々しくもズカズカと踏み込んでいって怒られていたのだと!!

「唸り」は決してほめられる行動ではありませんが、
でも他と衝突しないための意思の伝達方法として
これほどわかりやすく効果的な行為はありません。
過度のわがままや要求をしているのではないヘンリーの唸りは、
今現在のヘンリーと人とのコミュニケーションツールなのです。

では唸りが出たときはどうすればいいのか?!
人を攻撃するのが目的ではないので、その対処法は意外にも簡単です。
その時は、ただ何事もなかったように振る舞うだけ、
ただそれだけでいいのです。

人のことなど”我関せず”な感じだったヘンリーですが
最近はよく人を観察しています。言葉も聞こうとしています。
新しい環境や家族のもとで、すべて一から試してくるかも知れませんし、
まだ隠し玉を持っているかも知れません。

けれどもヘンリーのコミュニケーション力は
もっと変化し成長することができると、そう思っています!!


  「呼ばれたらそっと近づくんだ。
     そしたら人の手が優しく撫でてくれるんだよ。」

決してベッタリタイプではないヘンリーですが
飼育環境については「室内飼育」を希望いたします。
その理由は、また後日アップいたしま〜す。



2015年01月29日(木)   No.34 (日記)

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