夕暮れ時の散歩時、家まであとわずかのところまで 順調に歩いていたヘンリーの足がふと止まりました。
リードを持つ手がビシッと後ろ手に引かれ振り帰ると スマートホンを覗き込んでいる3人の高校生の足下に いかにも「 ねえ、ボクにも見せて! 」と言わんばかりに ヘンリーがキチンとお座りしていました。
「 ヘンリーにスマホなんて関係ないでしょ?! 」と 軽く引っ張りましたが、ヘンリーは動こうとしません。
するとヘンリーの存在に気が付いた一人の男子生徒が 「あ、お前は ”あんこ”はダメだよ。」と優しく言いました。
ヘンリーは決してスマホが気になっていたわけでも、 高校生が気になっていたわけでもなく、 高校生が食べているのが気になっていたのですね(苦笑)。
なかなか離れようとしないヘンリーを、 やや強引に引っ張りようやく帰路につきました。 ちょっと恥ずかしい時もあるけれど^^;、 ヘンリーの行動は見ず知らずの人をもクスッと笑わせてくれます。
いま時の高校生が学校帰りに”餡もの”を食べるなんて 「 渋いな〜 」と感心した預かり人と…
「 ちょっと残念… 」だったヘンリーです。
ヘンリーを預かって1年半になります。 次回は再度、観察日記を書いてみようと思っています!
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