幸せゴールに向かってトライアルに
出たアンカーですが、
半ばで希望者様の手を噛んでしまい、
残念ながら中止となりました。
お腹を出して甘えるアンカーを
撫でている時だったそうです。
希望者様には大変申し訳ありませんでした。
原因を様々な角度から探っていたところ、
センター(保健所)収容時に首に輪ゴムの
ようなものがかかっていた
との情報を得ました。
首に輪ゴム？？
あんな小さな輪っかが？
にわかに想像がつきませんでしたが、
当時の画像を見て
「ああ、こういうことなのだ」
と絶句しました。
小さな輪っかが皮膚下に食い込んで、
惨たらしい傷を残していたのです。
どれほどの痛み、息苦しさ、、、。
傷が癒えた今でも違和感は残っていると
想像します。
これまでの観察ではシャンプーや
ブラッシング、首輪の着脱などは
口が出ることなくできていました。
それでも、ふとした瞬間に痛みの
記憶が蘇ってくるのかもしれません。
もちろん原因をこれひとつに絞る
ことはできませんが、
容易に消えない過去として
ご承知おき下さい。
現在アンカーは、首を触られることや
日常ケアに慣れる練習をしています。
がんばれ、アンカー！
君を優しく包んでくれるご家族は
きっと見つけるからね！
それまで仮の家族と仲良く過ごそうね。
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