これは筆者宅での一コマです。
手前のブルーマール(♀)から おもちゃを護っているアンカー。
唸りながら犬歯を剥き、 身体は臨戦態勢です。
ところがその10秒後には、あっさり 取られてしまうんですね。 戦利品を高々と掲げるマールを うらめしそうに見つめるアンカー。
さて、今度はアンカーが取り返す番です。 俊敏さを活かして、マールの気を逸らす 作戦成功!
取って、取られてのゲームはどちらかが 飽きるまで続きます。
もしくは、どちらかがエキサイトしたら もう一方が「落ち着け」の カーミングシグナルを出して終了。
お気に入りのボールとなるとそう簡単には 渡しませんので、マールは無関心なふりをして アンカーが飽きるのを待っていたりします。
見ていて楽しいですよ♫
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人に対しての噛みが起きる原因の一つは、 所有物(アンカーがそう思っている)への 執着です。
トレーニングでだいぶ和らいだとはいえ、 くわえている物、口周りにある物に手を 出すのはまだ危険です。
マールと同じ事をするとおそらく 噛まれるので、「放せ」のコマンドを出し、 従ったら褒めて美味しいご褒美をあげる 方法を使います。
きっとマールは接近しながら的確な 「放せ」サインを出しているのでしょう。 アンカーがあっさり引き下がる 秘策を教えて欲しいものです。(切実)
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